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長谷部誠が語るメンバー選考レースの現況「監督にはまだ多くの選手を見たい思惑が…」

日本代表でキャプテンを務めるMF長谷部誠は、今回の代表選考が今までとは異なるものだと考えているようだ。

6月に控えるロシア・ワールドカップの直前ということで、今回の2試合が持つ意味は大きい。長谷部も、すでにヴァイッド・ハリルホジッチ監督に対して多くの選手がアピールを始めていると認める。

「この合宿でアピールするという気持ちがすごいありますし、その中でみんながチームのやり方に自分をどう当てはめていくか、そしてその中で自分をどういう風に生かしていくかを試行錯誤しながらやっていますしね、(監督が)とにかくみんなコミュニケーションを取りにきてくれっていうことも言っていて、何人かの選手が監督のところに自分から行っていたりもするし、アピールという部分はみんなそれぞれがやっている感じはありますね」

一方で、香川真司や酒井宏樹といった負傷者がおり、本大会へ向けてメンバーは確定していないという状況。長谷部自身も、指揮官が色々な選手を見たいという思惑があると話す。

「監督の選考とか招集する人数を考えれば、まだ色んな選手を試している機会だなというのは正直感じているし、本番誰が選ばれるかというのは本当に分からない状態なので。これまでのW杯はある程度メンバーが見えてきて本番というのがありましたけど、今回はケガ人とかはもちろんありますけど、監督がまだまだ選手を見たいという思惑があります。チーム作りという意味ではベースとなる部分はこれまで変わっていないので、そんなに個人的には大きく変わる部分はありません。ただ、選手がいろいろ変わっている分、新しい選手がどういう風なリアクションをするかとか、そういう部分が新しいですね」

また、指揮官はワールドカップへ向けてメンバーを二段階で発表する予定。長谷部は「どうなるかわからない」としつつ、欧州ではスタンダードなやり方だと話し、特別な意識はないという。

「ヨーロッパのクラブにいるといろんな国の代表選手がいて、メンバー発表があった後、『おめでとう』と言うと、まだ30人だから分かんないよって言っている選手も結構大会前はそういう選手がいますし、他の国はやってるところが多いので、そういう部分では、監督にとっては初めてじゃないと思います。もちろん緊張感を持つだろうし、それはそれぞれ監督のやり方かなと思いますけどね」

マリとウクライナ相手にしっかりと結果を出すことが自信につながると、2試合を重要視した長谷部。主将のベテランにとってもアピールが必要な欧州遠征となるようだ。